FX業者は、最初にカバー先金融機関と提携することになります。 銀行や証券会社などの金融機関と契約を交わし、「カバー取引」を行っています。 このカバー取引はFX業者が顧客と逆のポジションを持つことにより、 為替リスクを相殺するために行われています。
そして、顧客の注文を契約した金融機関へ注文し、その差額分を収益としています。 カバー取引を行う銀行や証券会社の事をカバー先と言います (カウンターパーティーとも呼ばれています)。
カバー先によって得意な通貨ペア・スワップレート等があるので、 スプレッドが顧客に有利に提供される事もあります。
安全なFX業者選びのポイントの一つとして、そのFX業者が契約しているカバー先が 信用できるかもチェックしておきましょう。
カバー先金融機関の格付けは、FX業者の信用度を測るバロメーターです。 業者の経営状態・財務内容が、カバー先金融機関と提携するための審査の基準となります。 当然、経営力のあり信用性の高い業者はランクの高い金融機関と、 レベルが低い業者は、ランクの低い金融機関と提携していることが多いです。
過去にカバー先金融機関であるレフコ社が破綻してしまったこともあります。 この事件は外為業界に大きな衝撃をもたらしました。
カバー先が破綻しようが、顧客には関係ないんじゃないかと思うかもしれませんが、 提携しているFX業者にとってカバー先の破綻は致命傷です。 FX業者がカバー先と共倒れなんかしたら・・・考えると恐ろしいですね。
また、顧客の資産をカバー先金融機関に預託されていることもあります。 この場合は特に念入りに確認しましょう。 また、どこの金融機関かだけでなく、複数のカバー先があるかどうかも重要です。
カバー先が多いFX業者は、為替相場が大きく変動した時に、 顧客の注文をスムーズに取り次ぐことができます。 理想的なのは、カバー先金融機関のランクが高く、提携している数が多いFX業者です。